任意整理手続きの流れ

任意整理の大まかな流れの理解は、任意整理を行うべきかどうかの判断材料にもなりますし、弁護士などに依頼する際に効率よく交渉することが可能になります。

●弁護士などを探して依頼
通常、個人では任意整理の交渉に応じてもらえないので、弁護士か認定司法書士へ依頼することになります。まずは、各地域にある自治体などの団体で設置している相談窓口へ問い合わせることから始まります。
個人で弁護士などを捜す場合、悪質な業者も多くなるので、そのような業者に依頼しないように気を付ける必要があります。悪質な業者を避ける一つの方法として、弁護士会に問い合わせることが有効だと思われます。

●受任通知の送付 一般的には、弁護士などに依頼をして、着手金の一部を支払うことで、受任通知が債権者に送付されます。受任通知が送付されたことで、返済を一時的にストップさせることができ、取り立ても止まります。
万が一、受任通知の送付後にも取り立てが行われる場合には、違法行為に当たるため、その旨を弁護士などに報告をして対処したもらうことが出来ます。

●交渉のスタート
一般的に、着手金が全額入金されることで、弁護士などは、債権者との交渉をスタートさせます。
弁護士などは、債権者となっている各社に、債務者との取引履歴の開示を請求します。その内容に沿って、利息額などを計算し直して、債務者の返済能力に合わせた和解案を作成します。
この和解案に対して、各債権者と弁護士などとの間で協議し、返済方法を決定させます。
この際、債権者が和解案に応じなければ、交渉の決裂となり、任意整理が行えません。
また、親身な弁護士の場合、何ヶ月、何年もかけて交渉して貰えますが、そうならずに、交渉が決裂していまう場合もあります。
また、5年以上かかる場合は、債務の時効が成立し、債務が帳消しになる場合もあります。

●返済金・報奨金の支払いスタート
和解案が成立すると、その都度返済がスタートします。また、一般的には同時に弁護士などへの報奨金の支払いがスタートします。
返済は、和解案の内容に沿った金額で行われますが、その支払い方法には、自分で債権者に入金する方法と、弁護士などに代行してもらう方法があります。
自分で支払う場合には、債権者と弁護士へそれぞれ規定の金額を納金します。
弁護士に代行してもらう場合には、合計金額を弁護士に支払い、弁護士がその中から返済金を債権者に納金します。
この場合、当然ながら、弁護士への手数料が発生します。

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